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ーHELLER―

ヘラー

1678年創業、燻製ビールの元祖といえる醸造所


ヘラー醸造所は、燻製(ラオホ)ビール発祥地、ドイツ・バンベルクで1678年から醸造をしています。
ラオホとはドイツ語で「煙」の意味で、名前の通りヘラー醸造所のビールは、麦芽を燻して作られています。
初めて飲むとスモーキーな独特な香りとクセの強さに驚くかもしれませんが、一度ハマるとやみつきになる美味しさのビールです。


 

 
ヘラー醸造所は、南ドイツ・バイエルン州のバンベルクという街にあります。
バンベルクの1,000年以上の時を経てもなお残る貴重な歴史的建造物や石畳の路地に家々が連なる美しい街並みは、
「バイエルンの真珠」と称され、
世界中の人々を魅了しています。
そんな美しいバンベルクの旧市街は、第二次世界大戦の戦禍を免れ奇跡的に中世の景観が維持されているという理由から、
1993年に街全体が世界遺産に登録されました。


  

ヘラー醸造所は現在は6代目によってその伝統が受け継がれ、今もモルト造りから醸造にいたる全ての
工程に手間ひまを惜しまず、ビールを醸造しています。

なぜモルトを燻製にしたのかは諸説ありますが、その昔、ビールを醸造していた修道院が火事になり、
モルトが煙で燻って茶色に変色してしまいました。
このモルトを捨てるのを勿体ないと思い、そのまま使用してビールを作ったところ、
今までにない素晴らしい味わいだった=これがラオホ・ビアの始まりといわれています。




 
木製の枠組みの外観が美しいシュレンケルラの直営のレストランでは、木樽に詰められた出来立てのビールを飲むことが出来、
多くの人達で賑わう憩いの場所となっています。
右上の写真は、直営レストラン名物のバンベルガー・ツヴィーベル(Bamberger Zwiebel)。
大きな玉ねぎの肉詰めに、ラオホビールを使用して作られたソースをかけた名物料理です。






商品名の「シュレンケルラ」の由来には諸説ありますが、そのうちの一つをご紹介いたします。

昔、シュレンケルラの醸造士の男性が、ビールの飲み過ぎでふらふらと足元がおぼつかない歩き方をしていていました。
フランケン地方の方言で、このように「ふらふらと真っすぐに歩くことが出来ない」ことを、
「Schlenkern(シュレンケルン)」ということから、彼は「Schlenkerla(シュレンケルラ)」と呼ばれていたとか。

ビールを持った「シュレンケルラさん」の姿は、ビールの表ラベルや、王冠部分にもプリントされています。
「シュレンケルラ」を日本語に言い換えますと、「千鳥足」といったところ。
ビールを愛するあまりつい飲み過ぎて酔っ払い、千鳥足になってしまうのは、いつの時代もどこの場所でも同じなんですね。


シュレンケルラの代表銘柄、シュレンケルラ・メルツェンをはじめ、
薫香がマイルドな
シュレンケルラ・ヴァイツェン、アルコール度数が高めの冬季限定品など、
弊社では個性豊かなビールを取り揃えています。おつまみと一緒に楽しむのはもちろん、
ビール単体でも飲み応えを感じることが出来るシュレンケルラビール、是非ご賞味ください。

 


 

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